花粉症の症状緩和は薬だけではない!

春の訪れとともに多くの方を悩ませる「花粉症」。花粉症に悩まされる方は年々増加してきて、国民病といえるかもしれません。花粉症の症状は、日常生活に大きく支障をきたすこともあります。一般的には薬やマスクなどで対処されることが多いですが実は、身体のバランスを整えることで花粉症の症状緩和につながることがあります。

花粉症とは?

花粉症とは、杉やヒノキなどの花粉が体内に入ってきた際に、体が過剰反応を起こしてしまうアレルギー性疾患です。本来、花粉は体にとって害のあるものではありませんが、免疫の過敏な反応によって様々な症状が引き起こされます。

花粉症の主な症状

花粉症の主な症状は以下のものがあります。


くしゃみ・鼻のムズムズ→異物を排出しようとする反射的な行動
鼻水・鼻づまり→鼻腔内の粘膜が炎症を起こし、過剰な分泌物が生じる
目のかゆみ・充血→目の粘膜が刺激され、かゆみや涙が出る
喉の違和感→喉の粘膜に花粉が付着し、かゆみや痛みを感じる
倦怠感・集中力の低下→鼻がつまることで、呼吸が浅くなり脳へ酸素が行きづらくなる
頭痛→副鼻腔が炎症を起こし、頭の前の方に痛みが出る

このような症状が、花粉が飛散する2月~4月頃まで続きます。

花粉症と自律神経の関係

花粉症の症状が強く出るのには、自律神経の乱れが大きく関係しています。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。これらのバランスが乱れると免疫系の過剰反応が引き起こされやすくなります。花粉症の症状が強く出る方は、交感神経が優位となり体が過敏に反応している状態になっていることが多いです。
ストレスや姿勢の悪さ、睡眠不足などにより、自律神経のバランスが乱れやすくなり、花粉症の症状が強く出てしまうことがあります。

花粉症と整体

整体を受けた後に「鼻の通りがよくなった」「くしゃみが減った」「夜、熟睡できた」というお言葉をいただくことがあります。その理由は以下のことが考えられます。

★自律神経のバランスが整う
肩や首のこりをほぐすことで、交感神経と副交感神経のバランスが整う。副交感神経を優位になることで、免疫の過剰反応が落ち着き、花粉症の症状が和らぐことがあります。

★血液やリンパの流れがよくなる
花粉症の症状が強い方は、無意識に体に力が入り、筋肉の緊張状態が続き血液やリンパの流れが悪くなりやすくなります。緊張した筋肉をほぐすことにより、血液とリンパの流れがよくなり、炎症を和らげる効果があります。

★ストレスの軽減
緊張した筋肉をほぐすことで身体的ストレスが軽減され、自律神経の安定につながります。

★骨盤を整える
骨盤の歪みは全身のバランスに大きく影響します。骨盤を正しい位置にすることで、血流とリンパの流れ・自律神経のバランスが安定し、体質改善につながります。

自宅でできる花粉症対策

1、首まわりを温める
蒸しタオルや市販で売られている温熱グッズで首を温めることで、副交感が優位になり過敏な免疫反応を抑えることが期待できます。

2、みぞおちを温める
みぞおちには鳩尾(きゅうび)というツボがあり、このツボを温めることで交感神経が優位だったものが副交感神経を優位にさせて、自律神経のバランスを整えます。

3、胸郭を開くストレッチ
朝起きたら大きく胸を開くストレッチをすることで、胸郭が開き深い呼吸ができるようになります。呼吸が整うと自律神経のバランスも整うことが期待できます。