足を組んでしまうのはクセではなく、身体が○○しているサインかも

椅子に座る時に無意識に足を組んでしまう方はいませんか?「クセになっている」「足を組んだ方がなんとなく楽に感じる」という理由がほとんどです。実は足を組むのは、単なるクセではなく身体のバランスが崩れていて、それを修正しようとするサインのことがあります。  

なぜ足を組みたくなるのか?

足を組むことは、一見リラックスした状態で問題なさそうにみえますが、足を組みたくなる理由には以下のことがあります。

骨格が歪んでいる
足を組みたくなる最大の理由としては、「骨盤・背骨の歪み」があります骨盤や背骨が左右に歪んでいると、椅子に座った時にバランスがとりづらくなります。そうすると身体はバランスをとろうと無意識に左右のどちらかの足を組んでしまいます。足を組むことで、一時的に歪んだバランスが整ってしまい、「足を組むと身体が楽」という状態になります。しかし、この状態を続けると歪みが固定化されてしまいます。



疲れを「一時的」に解消する
長時間同じ姿勢で椅子に座っていると、お尻や腰周りの筋肉が緊張状態になり辛くなってきます。その辛さを少しでも緩和させようと、無意識に身体を傾け足を組んでしまいます。
足を組むことで、片方に体重がかからなくなり一時的に楽になるように感じます。しかし、この動作は痛みや緊張状態の根本的な解消ではなく、無理やり身体のバランスをとってごまかしていることになります。
この状態を放置すると、骨格の歪みを悪化させてしまうことになります。

「足を組む」ことで身体への影響

足を組むことはクセだと思い放置してしまうと、身体に様々な不調が起こる可能性があります。

1、骨格が歪みバランスが悪くなる
足を組むという動作は、骨格が大きく捻じれます。特に、骨盤にかなりの負担がかかります。足を組んでいる時の骨盤は、上下・左右どちらにも捻じれが生じます。骨盤が歪むことにより、身体全体のバランスが悪くなります。



2、身体の歪みによる腰痛・肩こり
足を組むと骨盤が歪み、そこから身体全体の歪みにつながり、腰痛や肩こりを引き起こしたり悪化させてしまうことがあります。骨盤が歪み、左右どちらかに捻じれが生じ、それに繋がるお尻・腰周りの筋肉が引っ張られしまい、筋肉が張ってしまう状態になります。
また、骨盤が歪むと背骨にも影響を与えてしまい、肩こり・首こりの原因にもなることがあります。



3、冷えやむくみ
足を組むと、足の付け根にある大きな血管が圧迫され、血液やリンパの流れが悪くなり、冷えや足のむくみの原因になることがあります。
血液は体内に酸素や栄養を運ぶ、リンパは老廃物を回収する大切な仕事をしています。血液やリンパの流れが悪くなるとその仕事がうまくできなくなり、手足の冷え・むくみといった不調につながります。



4、お腹の筋肉がたるむ
骨盤は内臓を支える役割もしています。骨盤が歪むと内臓を支えられなくなってしまいます。その結果、骨盤内に内臓が収まらなくなり、下っ腹が出てしまう「ぽっこりお腹」につながる可能性があります。
また、足を組むことで、お尻や太ももの筋肉が使われなくなり、筋肉がどんどん弱くなってしまい、「お尻や太もものたるみ」の原因になることもあります。

足を組まないようにするための対策

【正しい座り方をする】
①両足の足の裏全体を床につけるようにする
②左右均等に体重をかけるように意識する
③背もたれに背中をつけて深く腰かける(骨盤をたてるように)

【左右均等に体重をかける】
立っている時に無意識に片足に体重をかけていることはありませんか?片足だけに体重をかけて立っている場合も骨盤の歪みにつながるので、左右均等に体重をかけて立つように心がけましょう。



【足を組んでいることに気づいたら、一度立ち上がりましょう】
長時間座っていて、足を組んでいることに気づいたら、一度立ち上がって身体を伸ばしましょう。
座り始めは足を組まないで座っていたのに、気づいたら足を組んでしまっている時は「姿勢が悪くなってきて、疲れてきている」というサインかもしれません。